伊仙町で保育士の女性が自宅で死亡しているのがみつかった事件で、警察は司法解剖をするなど捜査を進めています。　 　警察によりますと20日午後６時すぎ伊仙町佐弁の保育士、菊池房子さん（５５）の関係者から「帰宅したら妻が倒れていて、冷たくなっている」などと消防に通報がありました。　 　警察や消防が駆け付け、その場で死亡を確認、遺体には鋭利なものによるとみられる傷があったということです。 　これまでのところ周辺から凶器とみられるものは見つかっていません。 　警察は殺人の疑いで捜査を進めていて21日夕方には現場近くの県道で検問を実施し、情報提供を呼びかけました。　 　事件を受けて伊仙町の小中学校では児童を学校まで送る保護者の姿がみられました。 　【保護者】 「登下校の時間注意してくださいというのと子どもたちにはもう学校からの帰りはもう集団、友達と帰ったり人が多いところを歩くようにっていうことで聞いたりしているんですけど。やっぱりちょっと家に帰るのも心配ですし」　 　警察は22日遺体の司法解剖を行い死因の特定を急いでいます。