イスラエルが対抗措置を示唆 報道陣にイランミサイル公開
ジュリス、イスラエル、4月17日 (AP) ― イスラエル軍は4月16日、同国北部のジュリスにある陸軍基地で、イランから発射された弾道ミサイルの残骸をメディアに公開し、「イスラエルが選ぶ時と場所と方法で対抗するだろう」と述べた。 イランは300を超える弾道ミサイル、巡航ミサイルと無人機でイスラエルを攻撃した。 これは4月1日に行われたシリアの首都ダマスカスのイラン大使館に対する空爆で、イラン革命防衛隊の将官2人が死亡したことに対する報復だとイスラエルは指摘。 イランからイスラエルに向けて発射された、300を超えるミサイルと無人機の99%は、イスラエルの防空システムに加え、米英仏とヨルダン空軍による迎撃で撃墜された。 メディアにミサイルの残骸を公開したイスラエル国防軍のダニエル・ハガリ報道官は、「約100発の弾道ミサイルには500キロの爆薬が搭載されていた」と説明。 このような攻撃を実施したイランが、「無罪放免」になることはないだろうとして、イスラエルが「選ぶ時と場所と方法で対抗するだろう」と述べた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)