トモトシ、時吉あきなら7名のアーティストと協働する『バグスクール2024:野性の都市』BUGにて開催
リクルートホールディングスが運営するBUGで、昨年に引き続きインディペンデントキュレーターの池田佳穂を迎え、12月18日(水)~2025年2月2日(日)、『バグスクール2024:野性の都市』が開催される。 【全ての画像】昨年のバグスクール会場風景 ほか 「バグスクール」とは、グループ展と参加型プログラムを組み合わせた、実験的な学び場を作るアートプロジェクト。今回は、あらゆるスケール感で複層的・複合的に生活に影響を及ぼす「都市」をテーマに、7名のアーティストと協働する。 正解を求める学校や会社ではなく、オルタナティブな(第三の)スクールとして、本能やプリミティブな感覚、私的な視点といった「野性」をキーワードに、私たちの住む都市や社会を見つめ直してみたい。 絵画表現と記述表現の配置方法や境界、共存、乖離を遊び、多言語マンガの記述方法に関心を寄せるちぇんしげ。主に「人の動きを変容させるアクション」をテーマとして映像作品を制作するトモトシ。日常生活から感じられる演劇的な要素をバレエや演劇の演目、童話などに落とし込み、セラミックやCG/映像を用いて表現する中田愛美里。アリが砂を積む行為や噴射しながら重力で形を保っている噴水など、ものが繰り返し現れては変化していく現象をモチーフとして絵画を描く平松可南子。さらに宇田川直寛、黒川岳、時吉あきななど 多彩な表現主題を持つ作家が登場する。 また、参加型プログラムは、都市と何かしら接続した内容で展開し、アーティストと参加者が同じ対象を共有して行われる。さらに展示作品は基本的に購入もできる。売上は、アーティスト収入分、作品配送経費等を除く収益金を、セーブ・ザ・チルドレンに寄付し、今と未来を担う子供たちの支援に役立てるという。 正解を求める学校や会社ではなく、オルタナティブな(第三の)スクールとして、本能やプリミティブな感覚、私的な視点といった「野性」をキーワードに、私たちの住む都市や社会を見つめ直してみたい。 <開催概要> 『バグスクール2024:野性の都市』 会期:2024年12月18日(水)~2025年2月2日(日) 会場:BUG