ロシアのサイバー攻撃、過小評価すべきでない 英主要閣僚
【AFP＝時事】英国の主要閣僚は25日、ロンドンで開催される北大西洋条約機構（NATO）のサイバーセキュリティー会議に出席し、ロシアは「サイバー空間において極めて攻撃的で無謀」だとし、NATOに対する脅威を「過小評価すべきではない」と警告する。演説テキストの抜粋が24日、公表された。 【写真】。ウクライナ東部で捉えられた、ロシアの弾道ミサイル攻撃に伴う閃光 国家安全保障などを担当する、パット・マクファデン・ランカスター公領相は演説で、ロシアは「英国企業を標的にすることにためらいはないだろう」と指摘。ロシア政府から「免責」を与えられた「非公式の政治的ハッカー集団」が世界中で「ますます頻繁に、そして場合によっては一層高度な」攻撃を行っていると述べる。 そうした攻撃では、ロシアへの「北朝鮮軍の展開を監視したことへの報復として」韓国が最近、標的になったという。 ウラジーミル・プーチン大統領は最近、ウクライナでの戦争が「世界」紛争の様相を呈していると警告。 ロンドンや他の西側諸国の首都では、プーチン大統領がサイバー攻撃など非軍事的行動を強化するのではないかとの新たな懸念が浮上している。【翻訳編集】 AFPBB News
