構想外は明らかだが移籍先が見つからない!? トッテナムで居場所を失ったレギロンの未来
トルコ移籍も視野に
トッテナムに所属するDFセルヒオ・レギロン(27)の去就はどのような形で決着するのだろうか。 レアル・マドリードの下部組織出身のレギロンは2020年にトッテナムへの移籍を果たした。加入から2年間はコンスタントに出場機会を得ていたが、その後は序列を落としてしまい、レンタル移籍を繰り返している。アンジェ・ポステコグルー率いる今のチームでは構想外と考えられており、今夏の移籍は確実かと思われたが、現在まで移籍は実現していない。 ベン・ジェイコブス記者は英『GIVEMESPORT』にてレギロンの現状を伝えている。同選手はリールへのレンタル移籍が間近に迫っていたが、トッテナムの要求により、契約は成立しなかったという。トッテナムはレギロンを移籍させることには熱心だが、完全移籍か買取義務付きのレンタル移籍のみを希望しており、リールが同意するには要求額が高すぎたと同氏は報じている。 またリールの他にもレギロンにはいくつか選択肢があったようだが、いずれもレンタル移籍でのオファーだったようで、トッテナムが要求するようなオファーが届いていないことでここまで移籍は進んでいない模様。 多くの欧州の移籍市場が閉まったことで、レギロンとトッテナムの選択肢はかなり減っているが、ベン・ジェイコブス記者は現在も市場が開いているトルコのクラブへの移籍を模索しているとのこと。 トッテナムに残留しても、出番が与えられない可能性も高いレギロンには、現在フェネルバフチェが興味を示しているようだが、残された期間で新天地を見つけることはできるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部