林官房長官、詳細説明避ける 中国蘇州切り付け初公判
林芳正官房長官は10日の記者会見で、日本人母子が中国江蘇省蘇州で切り付けられ負傷した事件の初公判に関する詳細な説明を避けた。初公判は報道機関に公開されず、在上海日本総領事館の岡田勝総領事らが傍聴していたが「裁判は終結しておらず、逐一説明することは差し控える」と述べるにとどめた。 判決が確定した際に、被害者や家族の意向を踏まえ政府として説明すると付言した。今後も裁判の進捗状況を緊密にフォローし、中国側に在留邦人の安全確保を引き続き強く求めていくと語った。