今季も凄まじい勢いだ

凄まじい勢いでゴールを量産するハーランド Photo/Getty Images

UEFAチャンピオンズリーグ、リーグフェーズ第1節でイタリアのインテルと対戦するマンチェスター・シティ。22-23シーズンの決勝と同じカードがいきなり実現することになり、今節最大のカードとして注目を浴びている。 ［動画］まさに怪物！　止める術がないハーランドのシティでのゴール集 この試合にはもう1つ注目点がある。シティFWアーリング・ハーランドによる記録更新がかかっているのだ。シティに加入以来99ゴールを決めているハーランド。ハーランドがこの試合でゴールを決めれば、欧州史上最速で単一クラブでの100ゴールに到達した選手となる。 これまでの記録を保持していたのは、現アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウドだ。ロナウドはレアル・マドリードに在籍していた2012年に100ゴールに到達。英『Mirror』によれば、ロナウドは100ゴールに到達するまでに105試合を要している。ハーランドは現在シティで103試合に出場しており、次のインテル戦で104試合目となる。 ペップ・グアルディオラ監督は会見で、ハーランドの驚異的な得点ペースに触れている。 「（ハーランドの得点数には）少し驚いている。なぜかって？　私はプロとして11年間プレイし、バルセロナで11ゴールを挙げた。この選手（ハーランド）は4試合で9ゴールを決めている。たったそれだけで（私に）匹敵する数字を出すことができる」 しかし、ペップはハーランドにプレッシャーをかけるようなコメントは控えた。 「今季ここまで、彼は『自分はクリーンで、調子がいい。問題ない』と感じている。でも3～4日おきに試合がある。試合、試合、試合だ。だから1、2、3カ月後にどうなっているかはわからない。毎試合2～3ゴール決めてくれるとは期待していない。現時点でそうなったとしてもね」 ハーランドはロナウド破りの新記録を達成するだろうか。4試合で9ゴールという彼の現在の調子を見れば、期待せずにはいられない。