「街を盛り上げるのが使命」 九州新幹線20年、焼酎セットも
九州新幹線の新八代(熊本)―鹿児島中央間の部分開業から13日で20年を迎えるのを前に、JR九州は9日、記念式典を鹿児島中央駅で開いた。当時、開業準備室長を務めていた古宮洋二社長らが出席し、臨時列車「つばめ」を見送った。 古宮氏は式典で「20年で街並みが大きく変わった。これからも街を盛り上げていくことが新幹線の使命だ」と話した。 沿線5駅では地元の酒造会社が焼酎を用意。焼酎お湯割り用グラスがセットになった同区間の乗り放題切符(大人3900円)5千枚は前日までに完売した。 新八代―鹿児島中央間は今年2月末までに累計約8174万人が利用した。