石橋「けが予防の体制充実」 センバツ21世紀枠推薦プレゼン
第95回記念選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会は27日朝に始まり、21世紀枠候補9校の推薦理由説明会が行われた。関東・東京地区候補校の石橋(栃木)について、神部知重・栃木県高校野球連盟理事長は「2013年から地元の小学生向けに野球教室を開催し、部員が野球を教えると同時にNPO法人『野球医療サポート栃木』と協力して肩肘のメディカルチェックを行っている。部員たちも検診を受け、けがの予防や早期発見、大けがには至らせないリハビリ体制の充実にも取り組んでいる」などと紹介。「地域貢献と次世代が長くプレーできる体作り、野球人口の増加を図っている」とアピールした。 【プロの世界へ】22センバツを彩った選手たち さらに、「関東・東京地区推薦校に3回選出されていることは大変光栄なことで、選手、指導者の励みとなっている。石橋高校がもう一歩先のステージに進むことで、さらなる進歩を成し遂げられると確信している。ぜひチャンスを与えていただきたい」と訴えた。 21世紀枠3校を含む出場36校は27日午後に発表される。今春のセンバツは3月10日に組み合わせ抽選会があり、同18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。【浅妻博之】