ドルフィンズ、今季初の4連勝 直接対決で約2年ぶり勝利、宇都宮の連勝を5で止める【バスケ・B1】
◇21日 りそなB1リーグ第14節 名古屋D85―83宇都宮(日環アリーナ栃木) 中地区5位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)は東地区首位の宇都宮ブレックスに競り勝って、今季初の4連勝。リーグ戦での直接対決では、2023年1月8日のアウェー戦以来の勝利となった。これまでの戦績は名古屋Dが3勝16敗と苦手としている相手。昨季は10月にアウェーで2敗、12月の天皇杯3次ラウンドでも敗れていた。 名古屋Dのスタメンは齋藤拓実、アイザイア・マーフィー、今村佳太、スコット・エサトン、ザイラン・チータムの5人。第1Qはハイテンポながら両チームともに堅い守備で、16―17で終えた。 第2Q序盤は名古屋Dの時間帯。スチールから齋藤が得点したのを皮切りに、佐藤卓磨のコーナースリー、エサトンのスリーポイントなど、相手の隙を突いた速いボール回しから得点を重ねた。その後は相手が盛り返したが、36―35の1点リードで試合を折り返した。 後半は両者の打ち合いからスタート。相手チームの日本代表、比江島慎の3点シュート3連発に、齋藤、エサトンも3点シュートで応戦。両チームとも第3Qのみで30―30と得点を重ね、66―65の1点リードで最終第4Qへ。一進一退の攻防が続いた中、残り3分を切った勝負どころで、今村が3点シュートを決めて82―73。残り15秒6で85―83に迫られたが、逃げ切った。齋藤が22得点、チータムが16リバウンドをマークした。
中日スポーツ