日本で一番「海面漁業の漁獲量」が多い都道府県はどこ? 気になる正解率は69%だった
日本の海面漁業の漁獲量は年間約282万トン(※)です。では、日本で一番「漁獲量」が多い都道府県はどこかご存知でしょうか。 ◆【写真2枚】都道府県別海面漁業の漁獲量ランキングTOP10を見る 今回、アンケートで尋ねたところ、回答者全体の約7割が正解しました。 記事後半では、日本で一番「漁獲量」が多い都道府県の経済面を紹介します。 ※漁獲量は農林水産省「令和5年漁業・養殖業生産統計」における海面漁業の合計です。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で一番「漁獲量」が多い都道府県はどこ?
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「北海道」「茨城県」「静岡県」「長崎県」の4択のうち、「日本で一番『海面漁業の漁獲量』が多い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の69%が北海道と回答。 次に多かったのが17%の静岡県。そして9%の長崎県、5%の茨城県という順番になりました。 ちなみに、各都道府県で一番漁獲量が多い魚種と漁獲量は以下の通りです(出所:農林水産省「令和5年漁業・養殖業生産統計」)。 ・北海道 ほたてがい(33万200トン) ・茨城県 まいわし(22万8500トン) ・静岡県 かつお(4万2000トン) ・長崎県 さば類(7万6600トン)
4つの道県の「漁獲量」を比較すると…
農林水産省が公表している「令和5年漁業・養殖業生産統計」によると、日本で一番海面漁業の「漁獲量」が多い都道府県は、北海道です。気になる漁獲量は、83万7800トン(2023年)となっています。 四方を太平洋、日本海、オホーツク海に囲まれており、豊かな水産資源に恵まれている北海道。全国の漁獲量の約30%を占めています。 魚種別の構成割合は、ほたてがいが39%と最も多く、次いで、すけとうだら、さけ類、まいわし、まだらの順で、この5魚種で全体の71%を占めています。 北海道に次いで二番目に海面漁業の漁獲量が多いのは、長崎県の29万900トン。三番目は茨城県の25万9400トンで、アンケートの選択肢にあった静岡県は12万6900トンで五番目でした。 ちなみに、全国の海面漁業の漁獲量合計は282万3400トン。漁獲量の多い魚種は、まいわし、ほたてがい、さば類、かつお、すけとうだらでした。