オールスターゲームで9得点をあげた富永啓生選手(写真：AP/アフロ)

◇リーシーズNABCオールスターゲーム　ウエスト87-75イースト(日本時間6日、ステートファームスタジアム) 【画像】大学での最終戦を終え涙を流す富永啓生選手 ネブラスカ大の富永啓生選手はNCAA(全米大学体育協会)1部のオールスター戦にオールスター・ウエスト代表として選出され、得意の3ポイントを含む9得点をあげ、チームの勝利に貢献しました。 このゲームはNCAA男子バスケットボールのシニア(最上級生)によるオールスターゲーム。各大学から実力者20人が選出され、試合を行いました。 ベンチスタートの富永選手は前半残り15分13秒でコートに入ると、その2分後にジャンプショットを沈め初得点を記録します。前半終盤にもこの日2本目のジャンプシュートを沈め前半は4得点。チームは5点ビハインドで試合を折り返します。 後半スタートからコートに立った富永啓生選手は残り5分17秒で待望の3ポイントシュートを成功させます。その後、レイアップも沈め9得点に伸ばすと、試合終了直前にはブザービーターのチャンスがありましたが惜しくもリングにはじかれ得点とはなりませんでした。試合は87-75でウエストが勝利しました。 この試合、富永選手は14分4秒出場し、3Pシュート1本を含む9得点3リバウンドをマークしました。 オールスター戦を終え「大きな体育館で試合できたことが楽しかったですし、いい思い出になった」と話した富永選手。「3Pも決めることができてミドルレンジのシュートだったりレイアップだったりも出せたので良かった」とコメントしました。 アメリカでの大学生活について、「もちろん大変なことはたくさんありましたし、語学のことだったり、試合になかなか出られないなどあったんですけどそういうのを乗り越えたからこそ成長できた」と振り返ります。 次の目標については「本当にもちろんNBA選手になるってことが一番の目標なので頑張っていきたい。オリンピックもあるので1日1日レベルアップしてやっていきたい」と意気込みました。