F1第14戦開幕、前戦ハンガリーGPで9位入賞した角田裕毅に「レッドブル昇格」の噂【ベルギーGPプレビュー】
チームメイトを凌ぐ成績を続けて評価が急上昇
2024年7月26日(現地時間)、F1第14戦ベルギーGPがスパ・フランコルシャンサーキットで開幕する。サマーブレイク前の最後の1戦、イギリスGPからの3連戦の最終戦となるが、ベルギーGP開幕を目前に控え、角田裕毅(RB)に期待が集まっている。 【写真はこちら】コンストラクターズタイトルをマクラーレンに奪われかねない事態を受けて、注目度がアップ(全6枚) 前戦ハンガリーGPで角田裕毅(RB)が素晴らしい走りを見せて、関係者から大きな注目を集めている。 角田はハンガリーGP予選で順調にQ3に進出、ところがQ3で上位グリッドを狙ってアタック中にコースアウトしてマシンを破損、決勝レースは10番グリッドからのスタートとなってしまう。 メカニックが懸命な作業でマシンを修復、なんとか出走にこぎつけた角田は決勝レースを新品のミディアムタイヤでスタート。序盤の攻防でソフトタイヤ勢にポジションを奪われて12番手に後退するものの、前を行くドライバーがタイヤ交換にピットに入ったため、一時6番手まで浮上する。 角田はその後も順調に周回を重ね、上位陣が16周から23周で最初のタイヤ交換をする中、29周まで第1スティントを伸ばし、新品のハードタイヤにスイッチ。ハードタイヤでのペースもよく、タイヤをうまくマネージメントして、2度目のタイヤ交換をすることなく9位でフィニッシュ。タイヤに厳しいハンガロリンクで、ただひとり1ストップを成功させ、2戦連続入賞を記録した。 角田はシーズン当初から、同じマシンに乗るダニエル・リカルドを凌ぐ成績を続けており、リカルドが8度の優勝経験のあるドライバーであることから、その評価はレースを重ねるごとに高まっている。
【参考】2024年F1第13戦ハンガリーGP リザルト
【参考】2024年F1第13戦ハンガリーGP決勝 結果 1位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)70周 2位4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+2.141s 3位 44 L.ハミルトン(メルセデス) +14.880s 4位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+19.686s 5位1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)+21.349s 6位 55 C.サインツ(フェラーリ )+23.073s 7位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+39.792s 8位 63 G.ラッセル(メルセデス)+42.368s 9位 22 角田裕毅(RB・ホンダRBPT)+77.259s 10位 18 L.ストロール(アストンマーティン・メルセデス)+77.976s ────────────── 12位 3 D.リカルド(RB・ホンダRBPT)+1周 ファステストラップ 63 G.ラッセル(メルセデス 【参考】2024年F1ドライバーズランキング(第13戦終了時) 1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 265 2位 4 L.ノリス(マクラーレン)189 3位 16 C.ルクレール(フェラーリ)162 4位 55 C.サインツ(フェラーリ)154 5位 81 O.ピアストリ(マクラーレン)149 6位 44 L.ハミルトン(メルセデス)125 7位 11 S.ペレス(レッドブル)124 8位 63 G.ラッセル(メルセデス)116 ────────────── 12位 22 角田裕毅(RB)22 【参考】2024年F1コンストラクターズランキング(第13戦終了時) 1位 レッドブル 389 2位 マクラーレン 338 3位 フェラーリ 322 4位 メルセデス 241 5位 アストンマーティン 69 6位 RB 33