ハレプが全豪オープン予選にWCで出場、ヒューイットの16歳息子も
【AFP=時事】女子テニスで2度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るシモナ・ハレプ(ルーマニア)は18日、全豪オープンテニス予選のワイルドカード(主催者推薦)を受け、ドーピングによる資格停止処分からの復活を勢いづけた。 【写真】元世界1位のレイトン・ヒューイット氏とクルーズら家族 ハレプは薬物違反で2022年10月に出場停止処分を受けたが、その後4年間の禁止期間が9か月に短縮され、今年3月に復帰していた。同選手は意図的なドーピングは否定している。 現在世界ランキング887位で、2018年大会で決勝に進出しているハレプは「3年ぶりにオーストラリアに戻ることを考えて興奮しています。この機会を与えてくれた大会に非常に感謝します」「全豪オープンは私のキャリアの中で最高の瞬間を提供してくれたので、メルボルンに戻り、オーストラリアのファンの前でプレーするのが待ちきれません」などと述べた。 一方で、男子元世界1位のレイトン・ヒューイット(オーストラリア)の息子である16歳のクルーズ・ヒューイット(オーストラリア)も、全豪予選のワイルドカードを獲得した。父レイトンは1997年大会で予選ワイルドカードから本戦に進出しており、クルーズはその再現を狙う。 シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープンの予選は2025年1月9日から始まり、本戦は12日に開幕する。【翻訳編集】 AFPBB News