三菱自動車岡崎が王子を破り、2年連続の日本選手権切符【東海地区最終予選・代表決定戦】
◇１９日 社会人野球 日本選手権東海地区最終予選・代表決定戦 三菱自動車岡崎３―２王子（愛知・岡崎レッドダイヤモンドスタジアム） 三菱自動車岡崎（愛知）が王子（同）を破り、今秋京セラドーム大阪で開催される日本選手権に２年連続１０度目の出場を決めた。東海地区からはＪＡＢＡ大会を制した日本製鉄東海ＲＥＸ（愛知）、トヨタ自動車（同）、ヤマハ（静岡）がすでに本戦への出場権を得ている。 代表３枠を争う最終予選で、三菱自動車岡崎が１枠目をつかんだ。０―０の５回、打者９人の攻撃で一挙３点を先制。２死二、三塁から主将の新井海斗内野手が中前適時二塁打を放ち、なお２死一塁で新人の岳原陵河外野手が右翼線への適時二塁打で続いた。投げては先発の坂巻拳投手が８回途中まで２失点に抑え、救援した神原友投手が１点のリードを死守した。 高卒１年目の岳原は、２０２３年のセンバツを制した山梨学院の優勝メンバー。この日は「４番・指名打者」で先発出場し、３安打１打点２四球と全５打席で出塁する活躍を見せた。 敗れた王子は代表２枠目を懸けて、２１日にＪＲ東海―ホンダ鈴鹿の勝者との代表決定戦に回る。
中日スポーツ
