【売れすぎて嬉しい悲鳴!】スズキ フロンクス:クラス上の走りと“お買い得”価格が人気の理由
性能&装備の充実ぶりを考えると、じつはバーゲンプライス。売れるのも当たり前
ちなみにフロンクスの価格は、2WD車が254万1000円、4WD車は273万9000円。この価格だけを見てしまうとライバルよりも高いのでは? と感じてしまうかもしれないが、灯火類はすべてLED、インテリアも本革巻きステアリングにパドルシフト、ステンレス製ペダルプレートやレザー調ドアトリム&アームレストなど高級車を思わせる内容。安全運転支援機能にしても、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた高精度の自動ブレーキシステムに、全車速追従機能・停止保持機能付きアダプティブクルーズコントロール、他車ではOPということも多いナビも標準装着と、抜群の買い得感だ。 アウトドア志向が強いユーザーにはオススメしにくいが、ふだんは街中のドライブ、たまに長距離ツーリングを楽しみたい、というユーザーならば、フロンクスはベストの選択になりうる1台だろう。 ◆当初予定していた月あたりの販売台数は1000台。発売後、さらに受注は重なっているようで、すでに1万台の大台も突破している。厄介なのは船で日本に送られてくるインド生産の輸入車ということで、国内生産のクルマのような融通が効きにくいことも不安材料のひとつ。すでに納期は相当長くなっているようだ。
────────── ●文:川島茂夫(月刊自家用車編集部) ●写真:奥隅圭之 ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
月刊自家用車編集部