30代で子どもが2人います。子育てにお金がかかり貯金は「30万円」しかありません…。ほかの30代夫婦の「平均貯蓄額」はいくらなのでしょうか?
30代の子持ち世帯でもできる! 無理なく進める貯金法
30代の子持ち世帯が貯金をしたいのであれば、無理なく実行できるものがおすすめです。本章では、着実に貯金計画を立てていく方法を紹介します。 まずは、将来に向けたライフプランを作成し、必要となる費用を予測しましょう。ライフプランを立てることで、「〇年後に子どもが大学に進学」などの大きな支出のタイミングと金額が見えてきます。 これにより、目標額を設定し、毎年・毎月いくら貯金すべきかが分かり、計画的に貯金を進めることができます。 次に、家計簿をつけて収支をしっかり把握しましょう。貯金ができない原因として多いのが、自分の収支を把握していないことです。無駄遣いに気づかず支出が増えてしまっている場合もあります。 はじめは1円単位でなくても構わないので、1ヶ月間の家計簿をつけて現状を知ることが大切です。収支が明確になれば、どこを節約すべきかが見えてきます。 最後に、手をつけたいのは固定費の削減です。家賃、水道光熱費、通信費、保険料など、毎月必ず支払う費用が固定費です。これらを見直して契約を変更するだけで、生活の質を落とさずに支出を減らすことができます。負担を軽くしつつ、貯金に回せるお金を増やそうというわけです。
無理のない計画・方法で着実に貯金を増やそう
30代夫婦の平均貯蓄額は286万円程度であり、多くの家庭がそれを下回る金額であることも分かります。30代で子どもがいる世帯は、教育費用や生活費の負担が大きく、なかなか貯金を進めるのが難しいと感じることも多いでしょう。 しかし、無理のない貯金方法を実践することで、着実に貯金を増やしていくことは可能です。まずは、ライフプランを作成し将来の支出を見越して計画的に貯金を進め、家計簿をつけて収支を把握と固定費の削減を実現し、貯金を増やしていきましょう。 出典 金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 各種分類別データ(令和5年) 文部科学省 令和3年度子供の学習費調査の結果を公表します 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部