『光る君へ』周明(松下洸平)の胸に矢が突き刺さるシーンに視聴者最注目 第46話画面注視データを分析
■「再会に喜んだのにショック過ぎる」 注目された理由は、あまりにも早過ぎる周明の退場(しかも2度目?)に、視聴者が「くぎづけ」になったと考えられる。 今回は『光る君へ』では初めての合戦シーンが描かれた。多くの村人とともにまひろたちが巻き込まれていく様子に、多くの視聴者がハラハラしたのではないだろうか。そして、『光る君へ』における「刀伊の入寇」の犠牲者は、なんと前回のラストシーンで復活を果たしたばかりの周明だった。周明は、「大宰府に戻ってきてくれ。そのときに話したいことがある」と、死亡フラグを立ててしまった末に蛮族の矢に倒れてしまう。この衝撃のラストシーンは84.6%と非常に高い注目度を集めた。 X(Twitter)では、「周明、言いたいことがあるなら今言うんだよぉぉぉ!」「周明はまひろと一緒に宋に渡ると思ったんだ…」「まひろの相談にのった周明がいいひとすぎてファンになった矢先だったのに…」「まひろと周明の再会に喜んだのにショック過ぎる」といった悲鳴にも似た投稿が多く集まった。まひろと周明に再び恋の気配を感じた矢先の出来事だった。 視聴者の中では、今回の犠牲者は乙丸説が最も有力だった。実際に、きぬ(蔵下穂波)のために紅を買い求めるなど、死亡フラグっぽい描写で誘導しておいて、まさかの周明が退場の危機にさらされるという展開にまんまとしてやられた視聴者は後を絶たないのではないだろうか。直秀(毎熊克哉)に続き、周明という2人目の男性オリジナルキャラクターは死によって退場となるのだろうか。 また、同じく男性オリジナルキャラクターである双寿丸も今回の犠牲者として候補に挙がっていた。今回は大活躍の双寿丸でしたが、「刀伊の入寇」はまだ終わっていない。ここにきて怒涛の展開を見せる『光る君へ』なので油断は禁物だ。2度あることは3度ある。男性オリジナルキャラクターが全滅となる鬼脚本でないことを祈る。