ペレス「マックスのすごさを実感した一年。ベストのマシンがないときでも卓越した仕事をし、チームの推進力となった」
2024年F1ラスベガスGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは15番グリッドから10位でフィニッシュした。 【写真】2024年F1第22戦ラスベガスGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のドライバーズタイトル獲得を祝うセルジオ・ペレス ハードタイヤでスタートし、1周目にふたつポジションを落としたペレスだが、その後、順調に順位を上げていき、7番手走行時の17周目にミディアムタイヤに交換した。 ポイント圏内に戻った後、32周目にハードタイヤを装着、最終スティントを15番手からやり直すことになったが、ケビン・マグヌッセン(ハース)とリアム・ローソン(RB)の2台をまとめてかわすなど(チームは『間違いなくこのレースで最高のオーバーテイク』と表現)、オーバーテイクを繰り返し、10位に浮上、1ポイントを獲得した。 ■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング) 決勝=10位(50周/50周) 15番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ハード (タイトルを獲得した)マックス(・フェルスタッペンに)おめでとうと言いたい。彼はドライバーとして最高のシーズンを過ごしたと思う。僕たちは今年、多くの場合、最高のマシンを持っていなかったけれど、そんななかでマックスは何度も違いを生み出したんだ。 彼は、純粋な力となって、チームを前進させる。僕たちが共に過ごしてきたこの4年間のなかで、今年は彼にとって最高の年だったと思う。本当に素晴らしい。彼が達成したすべての成功が称賛に値する。 僕の話をすると、今日のレースのポジティブな点は、ペースの良さだったと思う。残念ながら、路面が最も悪いコンディションだった序盤にハードタイヤを履いてスタートした。この戦略は誤りだったかもしれない。 タイヤのデグラデーションは予想よりもはるかに高かった。レースの序盤にハードタイヤを使ってしまったため、ミディアムタイヤでとても長いスティントを走らなければならなかった。 良い状態に近づいていると感じるが、あと一歩のジャンプが必要だ。今後の週末にさらに強くなって戻ってきたい。 [オートスポーツweb 2024年11月25日]