「次男を手駒として利用、自分の手を汚さない卑劣極まりない犯行」父親殺害指示したとされる長男の妻に懲役30年 実行犯の次男に懲役23年を検察が求刑 弁護側「長男の妻と殺害指示した『霊媒師JUN』は別人」長男の妻の殺人罪は無罪主張 被告2人の関係とは
直哉被告は、殺害された隆一さんの次男、敦子被告は隆一さんの長男の妻です。直哉被告は家庭の事情で中学2年生のころから敦子被告、そして長男と一緒に暮らしていました。 直哉被告は長男と結婚した敦子被告に好意を抱き、2人は不倫関係にあったと指摘されています。 次にこれまでの裁判での2人の主張です。 直哉被告は父親・隆一さんの殺害を認める一方、敦子被告との共謀は否定。霊媒師JUNを巡っては、「殺害を指示されたわけではなくJUNとの会話を自分なりに解釈し隆一さんを殺害した」と話しています。 一方で敦子被告は、殺人への関与を完全に否定。そのうえで、「『霊媒師JUN』は自分ではない」と話しています。 これに対し検察側は「霊媒師JUN」は敦子被告本人だと指摘していて主張は真っ向から対立しています。 なお2人は、証拠隠滅教唆や詐欺などの罪にも問われていてこちらは起訴内容を認めています。
東北放送
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