就職氷河期世代に朗報!40代から「あなたの得意をマネタイズ」チャンス到来!その方法と相場例
働き手、雇い手とも個人のスキルに意欲的
さて、とはいうものの、そんなに簡単に始められるものなのでしょうか? 「ポイ活やアンケート調査などでお小遣い稼ぎをした経験がある人もいると思いますが、それも『行動に対して報酬をもらう』という意味では、仕事といえます。その延長線上で考えてみたら、ハードルはそんなに高くないのでは」と内田さん。 副業やフリーランスなど“個の力で稼ぐ”人は、2010年代に入ってから右肩あがりに増えているといいます。それが、爆発的に伸びたのは2020年3月、まさにコロナ禍の突入からだそう。 「コロナ禍によって、余剰時間が増えたことが大きな要因の1つです。 リモートワークで通勤時間がなくなった、外出もしにくい……今までに比べて時間があまった。それなら、その時間で新しいスキルを身につけよう、副業を始めよう、なんならフリーランスとして独立してみよう、という人が増えたんです。 また、先にお伝えした通り、人材獲得競争はどんどん激化しているため、企業側もフリーランスや副業人材の活用に興味を持ち始めています。つまり、働き手、雇い手、ともに個人のスキルに対して意欲的になっているんです」(内田さん) まさに、コロナ禍で生活様式が変わったことの副産物ですね。
一番人気は始めやすいあのお仕事
一番人気は、ライター業だそう。 「『文章なら誰でも書ける』ことから、主婦の方たちに人気の仕事ですね。ただ、急激に増えたため、今は供給過多。普通に文章を書くだけだと、単価も上がりにくいです。 最近だと、Webデザイナー、オンライン秘書、動画編集者、家事代行も人気です」(内田さん) やりたいこと、得意なこと、自分の好きな時間にできることがお金になるのも魅力的です。でも、単価が上がりにくいとか聞くと、初心者としては躊躇してしまいそうです。 「いくら稼ぐかは、始める前からあまり気にしない方がいいと思います。 自分で仕事を探して、こなして、個人の力で稼ぐ対価は、たとえ500円でもうれしいものです。 経験を積み、スキルを高め、対応できる幅を広げれば、単価はもちろん上がっていきます。仕事やスキルアップにどれくらいコミットできるかで、次のステップを決めればいいのではないでしょうか」(内田さん) ちなみに、会社員の副業の場合、最初は月3~5万円を目指す人が多いそう。 Workship MAGAZINEでは「副業で月10万円稼ぐコツは?」の反響が高いとのことでした。 「まず、月3~5万円稼ぐくらい働くと、その仕事の仕組みや働き方がわかってきます。そこからコツをつかみ、最終的に月20~30万円、なかには50万~100万円まで稼ぐ人もいます。 もしハードルが高ければ、最初は月5000円を目指すところからでもいいと思います」(内田さん)