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北海道江別市で10月26日、大学生・長谷知哉さん（20）が集団暴行を受け死亡し、恋人や友人の男女6人が逮捕された事件で、逮捕された容疑者の数人が、長谷さんのキャッシュカードを使って現金を引き出したと供述をしていることがわかった。 事件後、交際相手の大学生・八木原亜麻容疑者（20）をのぞく5人が札幌市内のATMから現金を引き出そうとする様子が防犯カメラの映像で確認されていて、警察が詳しく調べている。

恋人や友人による大学生の集団暴行死

男子大学生の命が、奪われた事件。背景が少しずつ見えてきた。 北海道江別市で、男子大学生が集団で暴行を受け死亡し、男女6人が逮捕された事件。 男子大学生が交際相手の女に、別れ話を切り出しトラブルになったとみられることが分かった

逮捕された女2人の素顔は―

「2人に共通しているのは男関係とか恋愛関係が絡むと、ちょっといろいろやばいのかな」（女2人を知る友人） 友人が語る逮捕された大学生の女2人の素顔。 今回の事件にも、恋愛をめぐるすれ違いが背景にあったとみられている。 10月26日、江別市の公園で北海道千歳市の大学生長谷知哉さん（20）が、集団で暴行を受けその後死亡し、服を着ていない状態で発見された事件。 発見から5日目の10月30日までに男女6人の若者が逮捕される急展開を迎え、このうち新たに逮捕されていた少年ら2人が10月31日傷害致死の疑いで送検された。 この事件で逮捕されたのは、いずれも江別市の大学生、八木原亜麻容疑者（20）と川村葉音容疑者（20）ら男女6人。

「基本的に1人でいる…ちょっと変わった雰囲気」

「基本的に1人でいてちょっと変わった雰囲気があるなと思った」（八木原容疑者を知る人） 「結構うそついたりとか物に当たっちゃったりとか暴力的な発言をしていた」（女2人を知る友人） いずれも友人関係で、八木原容疑者は川村容疑者と同じアルバイト先、さらに長谷さんとは交際していた。 捜査関係者などによると、八木原容疑者は就職活動などをめぐり、長谷さんから交際期限を示した別れ話を切り出され、トラブルになっていたとみられることが分かった。