コアインフレ率、来年初に低下すると予想=米リッチモンド連銀総裁
[15日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は15日、コア個人消費支出(PCE)価格指数について、2024年いっぱいは2%台後半に高止まりすると予想してきたが、25年第1・四半期には再び低下するとの見通しを示した。 ヤフーファイナンスのインタビューで述べた。 同総裁は、基調インフレ率データの傾向や、企業とのヒアリングで価格決定力が低下しているとの感触を得たことを受け、「これまで見られたようなインフレは聞こえてこない。第1・四半期以降はインフレ率は下がるだろうと期待している」とした。 米連邦準備理事会(FRB)は、インフレ動向を見極める上でPCE価格を重視している。コアPCE価格指数はここ数カ月間、2.5%を上回る水準で推移している。