秋薫るマツタケ店頭に 岩国市、例年より入荷遅く
秋の味覚マツタケの販売が山口県岩国市内で始まり、かぐわしい香りを店内に漂わせている。 同市下(しも)の江木商店は18日、同市美川町、本郷町で採れたマツタケを今季初めて店頭に並べた。夏の高温や少雨の影響で例年より2週間遅いという。1キロ3万~8万円で売る。11月上旬にピークを迎え、同中旬までの販売を見込む。 同店では一昨年は過去最高の850キロの入荷があったが、昨年はその十分の一ほどにとどまったという。江木勝也社長(57)は「昨年より雨が降ったので期待できそう」と豊作を願っていた。
中国新聞社