ここまで公式戦14試合で4G4Aと調子上がらぬソン・フンミン トッテナム指揮官はエースの復活に期待 「現時点では年齢のせいで能力が衰えるとは思えない」
今季は怪我に悩まされる
今シーズンはここまで公式戦14試合の出場で4ゴール4アシストと調子が上がっていない韓国代表FWソン・フンミン(32)。 2015年にトッテナムに加入して以降、クラブを代表する1人としてコンスタントに結果を残していたエースは今シーズン怪我に悩まされており、本来のコンディションを取り戻せていない。 そんななか、プレミアリーグ第14節のボーンマス戦を前に指揮官のアンジェ・ポステコグルーはトッテナムの得点源であるソンの衰えについてを問われると、今シーズン絶好調でソンと同じ年のモハメド・サラーを話の引き合いに出し、次のように話している。 「モー(サラーの愛称)について疑問が呈されたのは、おそらく1年ほど前だった。私が知っているのは、自分の経験から言うと、終わりはかなり早く訪れるということだ。崖から落ちるようなものではないが、素晴らしい選手の多くが突然、爆発的に衰退していくのを目にする。ゆっくりと衰退していくのではない」 「ソニーにはそういうところは見られない。私は今でも、彼は非常に優れた能力を持っていると思うし、肉体的な面でも、自分のケアの仕方でも、現時点では年齢のせいで能力が衰えるとは思えない」 「結果から判断すると、彼は今年これまで通りのレベルには達していない。しかし、それは彼が過去に持っていたかなり高い水準だ。彼は今年、そこまで到達できるだろうか?私はまだ彼ならできると思っている」 「その多くは、安定した試合出場時間によるものだと思う。彼は何度か挫折を経験し、レギュラーとしてプレイできなかった時期があった。ソニーの場合は、プレイする機会が増えるほど、その成果も向上する。彼を諦めるのはまだ早い」(英『Daily Mail』より) サラーは昨シーズン、年齢による衰えを指摘されることもあったが、今シーズンはここまで公式戦21試合で15ゴール12アシストを記録しており、再び手のつけられない存在となった。そのため、ポステコグルーはソンもサラーのようにかつてのレベルを取り戻すことができると信じているようだ。 現在8位に留まるトッテナムがここからさらに順位を上げていくためにはエースであるソンの復活が必要不可欠となるが、本来の調子を取り戻すことはできるか。
構成/ザ・ワールド編集部