〔ロンドン外為〕円、154円台前半(12日正午)
【ロンドン時事】12日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、時間外取引での米長期金利の上昇を手掛かりに円売り・ドル買いが進み、1ドル=154円台前半に下落した。正午現在は154円02~12銭と、前日午後4時(153円81~91銭)比21銭の円安・ドル高。 米トランプ次期大統領の政策によるインフレ圧力の高まりを意識した円売り・ドル買いの地合いが続く中、米金利の動向を眺めた取引となった。ただ、翌日の米消費者物価指数(CPI)を控え、下値では慎重姿勢から持ち高調整の動きも出て、もみ合う場面もあった。 対ユーロは1ユーロ=163円56~66銭(前日午後4時は163円76~86銭)と、20銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0613~0623ドル(同1.0642~0652ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2817~2827ドル(同1.2864~2874ドル)。