鍛え上げられた肉体を披露する山口（左）と安彦（右）

　10月5日（土）のオープンフィンガーグローブ（OFG）によるキックボクシング興行『FIGHT CLUB.2』の公開計量と記者会見が行われ、第4試合（-67.5kg契約 3分3R）で対戦する山口裕人（道化俱楽部）は67.35kg、安彦考真（Y.S.C.C.キックボクシングチーム）は67.40kgでそれぞれ計量をクリアした。会見で山口は「失うものは何もないので、全部出し切って思いっきり倒します。」と意気込みを語った。 【フォト】2人の鍛えられた肉体＆漫才のような公開計量の様子 　計量後のマイクでは、山口から『（安彦に向かって）80歳でしょ？』とボケると、安彦も「誰がやねん。46や』と素早くツッコミ。漫才のような掛け合いで会見場を笑いで包んだ。46歳の安彦は「いくつになってもはじめるのは遅くないし、やろうと思えばなんでもできると思う。激しい試合をしたい」と覚悟を語った。山口からも囲み取材では「倒すことしか考えてない」と強い気持ちを語った。 　山口はキックボクシング戦績51戦28勝22敗1分（18KO）。現在３連敗と苦境に立っている。また先月、自身のSNSで振込詐欺の被害にあったことを公開。数百万円の被害にあったと見られている。その件についても今回の囲み取材で聞かれた山口は「詐欺にあって何もないので格闘技に集中してます」と強い覚悟でこの試合へ向かう。一方の安彦は現在46歳で戦績6戦3勝2敗1分（3KO）。元年俸120円Jリーガーから43歳に格闘家へ転身した異色の経歴の持ち主だ。覚悟で挑む2人の戦い、激闘必至だ。