今年も 「水上バイク」が 最低!というニュース報道が…、函館の海で、2台の「水上バイク」が 観光船にまとわり付く。1時間以上も、観光船を追いまわすように走り回る
観光船にまとわりついて目に余る「水上バイク」
またもや、水上バイクによる「 マナーの悪い 行い 」が ニュースとなった。 今回は、「 観光船にまとわり付く 2台の水上バイク 」だ。 映像の中で、“ランナバウト”と呼ばれる座り乗りタイプの水上バイク2台が、執拗に観光船の近くを走りまわっていた。 一体何をしたいのか、観光船の後ろにできる“引き波”を使ってジャンプを繰り返しているのだ。 この映像は、一般の視聴者がテレビ局に提供したもので、「 観光船ギリギリまで 近づくことがあった 」と、ナレーションが入っていた。
映像を見て「 何か 気分が悪い 」と多くの人が思った時点で、その行為は「 悪 」である
ニュースを見た人は、間違いなく「 やっぱり水上バイクなんて ロクなもんじゃない 」と 思っただろう。水上バイク業界の関係者である 私ですら そう思ったのだから、一般の人は もっとそう思うだろう。 映像を見る限り、観光船の前を横切ってはいないが、“むやみに他の船に近づく行為”は危険である。厳密には、法に触れる行為ではないかもしれないが、しつこく観光船にまとわりつく姿は、見ているだけで不快である。 一番の問題点は、映像を見た人が「 不快感 」を 覚えることだろう。観光船のまわりをグルグルと走り回る行為に「 イラッ 」とした感情が沸いてくるのは、それをしているのが「 水上バイク 」だからに他ならない。
すべての水上バイクが「悪」ではない。しかし、「 悪質 水上バイク 」は 撲滅したい
ニュースの中で、「 危険な水上バイクを見たら 通報しましょう 」と言っていたが、まさにその通りである。 意図的に行われた 悪質な危険走行は 絶対に許せないし、徹底的に排除すべきである。 今、水上バイクオーナーの最大所有層は 50~52歳で ある。家族や仲間で楽しんでいる社会的地位もある「 大人のユーザー 」が、水上バイクを楽しんでいる。 そういった「 普通の 水上バイクユーザー 」の方が、絶対数は多い。 それでも毎年 どこからともなく現れる、一握りの悪質ユーザーの行いが 大々的に報道され、「 水上バイクのイメージ 」が 地に堕ちる。 本誌は水上バイクの専門誌だが、「 全ての水上バイクユーザーが“素晴らしい人” 」と言うつもりは 毛頭ない。 むしろ、マナーの悪い「 悪質 水上バイク乗り 」は、「 消えて なくなればいい 」と、心の底から嫌悪しているし、撲滅すべきだと思っている。
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