「どんな球技でも一番になれるし、格闘技もできる」引退しても“イブラ節”健在!「五輪に出ていたら間違いなく輝いていた」米メディアで豪語【パリ五輪】
イタリア・セリエA、ACミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチが米メディア『The Athletic』のインタビューに登場した。仏放送局『Tele7』によると、自身やミランなどについて語ったほか、パリ五輪に関する質問にも回答。「パリ五輪に出てみたかった」と明かしたという。 【動画】ヤンキー・スタジアムで行なわれたイブラヒモビッチの始球式! プレシーズンのアメリカツアーに帯同しているイブラヒモビッチが、『The Athletic』のインタビューをニュージャージー州のホテルで受けた。 「俺の時間は貴重だ。さぁ、始めよう」 イブラヒモビッチは微笑みながらこう語った。同メディアは「ズラタンの世界へようこそ。これ以上ないズラタンの世界。自己神格化、頂点捕食者との比較、三人称の言及。ズラタンの風刺画はすっかり定着している」と書き出し、こう尋ねた。「何か話したいことはある?」。 「すべてだ。俺は他の人とは違う。違う種族なんだ」 同メディアはイブラヒモビッチの印象をこう記した。「ズラタン節にうんざりする人もいるだろうが、自己顕示欲を煽るような発言はすべて(そのほとんどがそうだが)、物知り顔で微笑んだり、横目でウインクする程度。イブラヒモビッチという人間が、“プロモーターのズラタン”に意図的に乗っかっているように感じられる。しかし同時に、虚勢と誠実さの間を行き来するイブラヒモビッチは、自分の言葉の多くを信じているような印象を与える」。 2012ー13シーズンから4年間、イブラヒモビッチはパリ・サンジェルマンでプレーし、公式戦通算180試合・156ゴールの記録を残した。かつて生活したパリで行なわれている五輪について、何を感じているのか。 同メディアは、「現在パリでは五輪が開催されている。197センチと堂々とした体躯で、がっちりとした筋肉質。パリ五輪に出場していても、何の違和感もないだろう。あなたが五輪に出て、勝てると思う競技はある?」と話を促した。 「もし出ていたら、間違いなく輝いていただろう。どんな球技でも一番になれるし、格闘技もできる。以前、テコンドーをやっていたんだ。足も速いし、動きもいい。197センチと身長のアドバンテージがありながら、160センチのような動きができた。だから俺は天才だったんだ。感心してもらおうと大げさに話しているわけではない。これは事実だ。俺はテコンドーの真剣勝負が好きでね。アドレナリン、デュエル。これが俺には必要だ。生きていると実感できるからな」 22ー23シーズンを最後に現役を退いてから1年2か月。“イブラ節”はいまでも健在のようだ。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- パリ五輪で評価急上昇!三戸舜介がアーセナル獲得候補と英メディア予想「アルテタのウインガーになる可能性がある」
- 「品格を漂わせ、最高の状態に戻った」 リーグ開幕戦で先制弾の旗手怜央を現地メディアが激賞! 動きの良さで大勝に貢献の古橋亨梧にも賛辞惜しまず
- 「失望のパフォーマンス」久保建英、先発出場のレンヌ戦でチャンス創出も現地メディアからは酷評…チームとしての出来も「今夏最悪の試合」
- 「アメリカに警告のメッセージを送った」 準々決勝で散ったなでしこジャパンを多くの海外メディアが高く評価。米放送局は「ベスト11」に長野風花を選出!【パリ五輪】
- なでしこ&米国代表、チェルシー女子チームを介した3人の“絆”に現地サポ感涙「彼女たちの友情は永遠に残るでしょう」「青い心がここにある」【パリ五輪】