「親知らず」は無条件に抜いた方がいい? 抜歯すべき症状や年齢を口腔外科専門医が解説!
編集部まとめ
親知らずを抜歯するか、しないかは親知らずの位置や生え方、さらに親知らず周囲の状況で判断されます。一般に、横向きや斜め向きに生えている親知らずや、周囲の歯や歯ぐきに悪影響を及ぼす親知らずに関しては、抜歯が推奨されるようです。また、抜歯のタイミングとしてはできるだけ若い時期(高校生~大学生)の方が抜歯しやすく、術後の回復も早いというメリットがあります。親知らずを抜歯すべきか悩んでいる人は、口腔外科(親知らずの抜歯)専門の歯科医に相談しましょう。
監修歯科医師:
小川 尊明 先生(おがわ口腔外科クリニック) 愛知学院大学歯学部歯科学科卒業。香川医科大学(現・香川大学)医学部大学院修了。その後、さくら総合病院歯科口腔外科、香川大学医学部歯科口腔外科学講座などで経験を積む。2019年、香川県木田郡に「おがわ口腔外科クリニック」を開院。口腔外科専門の歯科医院として、難症例の親知らずの抜歯やインプラント治療など、専門性の高い治療を提供している。医学博士。日本口腔外科学会専門医・指導医、日本口腔インプラント学会専門医。