県民がショック!沖縄のステーキに欠かせないA1ソース販売休止 もう味わうことはできない?輸入元を取材
販売休止の情報に県民の多くが落胆した。沖縄のステーキと共に、長く愛されてきた定番のソースがスーパーの陳列棚から姿を消したのだ。一体なぜ!?その理由と惜しむ人たちの声を取材した。 県民がショック!沖縄のステーキに欠かせないA1ソース販売休止 もう味わうことはできない?輸入元を取材
イギリスで誕生 国王からA1の称号
那覇市にあるステーキ店。老若男女問わず沖縄県民はステーキが大好きで、ステーキを食べる際には欠かすことができないのがA1ソースだ。 男性客: 相変わらず酸っぱい。これがおいしいんだよ 女性客: 家にはあります。絶対あります 男性客: やっぱりこれが無いと物足りない 酸っぱくて濃厚、独特のその味わいが沖縄県民に親しまれてきたA1ソース。200年前にイギリスで誕生し、国王から最高級を意味する「A1」の称号が与えられた。 沖縄県内では年間14万本売れるほど人気だが、今回ある問題が浮上した。 地元紙でも一面で扱われたニュース。影響はすぐに現れた。 2024年10月10日、スーパーには、販売休止の影響で残り少なくなった商品を買い求める人たちの姿があった。 女性客: お肉を焼いたら必ず使うので無いと困ります。沖縄ではあるものって感じなので 男性客: これしか使ってなかったので。小さいときから使っているから、無くなるのは悲しいな フレッシュプラザ ユニオン 赤嶺店 大浜永慎 店長: 昨日20ケース入荷して、現在7ケース。ケースで購入される方もいます。県民の皆さまが愛したソースでもあるので、早めの輸入再開を望んでいます
販売休止の理由は?
30年間、沖縄県内で唯一輸入しているのが湧川商会。 湧川商会 仲松義光さん: ステーキにかけるときは、サラッとじゃなくてポトポト落ちるじゃないですか。それがどういう原因か分からないいですけど調べた結果、増粘剤が溶けてしまっている。それで水みたいな感じで、ちょっと傾けただけで、どばっと出る状態 見た目が通常品と違うという声がいくつかあったため、A1ソースの出荷元のイギリスのメーカーと協議した結果、原因がはっきりしないことには出荷を止めますとなり、やむなく休売となった。 原因不明の粘度の低下。販売再開の目途は立っていない。