【中学受験】子どもと相性のいい塾の見つけ方 “大手4大塾”を徹底比較してみたら…
大手4大塾を徹底解説! 子どもを合格に導く上手な塾の使いこなし方
中学受験勉強で役立つ勉強の方法や、すぐに実践できるコツなどをYouTubeチャンネル「ホンネで中学受験」で発信しているユウシンさん。 賢い子に育てたいなら「ダイニングテーブル」で絶対にやってはいけないこと そんなユウシンさんの著書『SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミー 中学受験4大塾でがんばるわが子の合格サポート戦略』は、塾別・学年別・科目別にサポートし、お子さんを合格に導く上手な塾の使いこなし方がわかる1冊! 既にお子さんが4大塾に通っている親御さん、どの4大塾に通わせようか悩める親御さんは必読です! 今回はその著書の中から「グラフで見る4大塾の特徴」というトピックスをピックアップ。4大塾の特徴を知って、自分の子どもにはどこの塾が合っているのかを見極めましょう!
グラフで見る4大塾の特徴
レベルの高い塾、宿題が多い塾はどこ? まずは、4大塾の特徴を知ることで、お子さんとの相性を見てみましょう。各塾の特徴は色々な要素で分解することができますが、一番わかりやすいのは「生徒のボリュームゾーン×宿題の量・難易度」と「サポートの手厚さ×費用」による分布です。 ただし、それはあくまで「この塾にはこういう傾向があります」というもの。実際の対応は、どの校舎でどの先生に習うかによっても異なります。各塾のイメージをざっくり把握するためのものとお考えください。 上のグラフは、タテ軸が「生徒のボリュームゾーン」です。各塾の平均的な生徒のレベルで、上からSAPIX、四谷大塚・早稲田アカデミー、日能研という順番になります。一般的にSAPIX は圧倒的な合格実績で知られていますが、そもそも生徒のボリュームゾーンが高いレベルにあることが最大の理由と言ってもよいでしょう。 また、ヨコ軸の「宿題の量・難易度」は、上から早稲田アカデミー、SAPIX、四谷大塚、日能研という順番になります(あくまで全体的な傾向です)。塾の教材は塾生( 特に上位層) 向けに作られ、宿題も生徒やクラスにあわせて出されます。そのため、基本的には生徒のボリュームゾーンにあわせて、量や難易度が上がっていく傾向にあります。 まずは、お子さんの学力や能力を鑑みて、背伸びせずに通える塾を選ぶのがいいでしょう。入塾テストをギリギリ通過できるぐらいだと、下位クラスからスタートすることになり、抜け出すのはなかなか大変です。最初に負担がかかると勉強嫌いになる可能性もあるので、お子さんが無理せず学習できる塾を選びましょう。「物足りないな…」と感じ始めた時に、転塾を考えたらいいと思います。