マンチェスター・Uの指揮官に就任の噂も…トーマス・フランク監督「ブレントフォードでとても幸せ」
ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督が、イギリスメディア『talk SPORT』のインタビューに応じ、自身の将来について語った。 2018年10月からブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督は、2020-21シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレーオフを制し、ブレントフォードをプレミアリーグ昇格に導くと、同チームをトップリーグに定着させている。現在はマンチェスター・ユナイテッドの次期監督候補にも名前が挙がっており、その手腕は高く評価されている。 9月15日に行われたマンチェスター・シティ戦で2-1と敗戦を喫したものの、ジョゼップ・グアルディオラ監督は、フランク監督がビッグクラブを率いていないことを記者から問われると「時間の問題」と語り、今後に期待を込めたコメントを残した。 そしてそのグアルディオラ監督の言葉と、自身の将来について問われたフランク監督は「ブレントフォードでとても幸せだと何度も言ってきた」と語り、以下のように続けた。 「将来は何が起こるかわからないし、もしかしたら何年もここにいるかもしれない。私はオープンな気持ちだし、何かが起こるかもしれない。でも、何よりも今はとても幸せで、毎日クラブを良くするために一生懸命働いている」 続いてマンチェスター・Uの監督就任の可能性を問われると「世の中にはたくさんの噂が流れている」とし、「私は所属していないクラブに関しては、十分に知らないので話さないようにしている」と他のクラブに対しての言及は避けている。 2022-23シーズンを9位と躍進したブレントフォードだったが、昨シーズンはリーグ戦で6連敗を喫するなど苦しい時期も過ごした。「常に向上したい野望がある」と語るフランク監督は、今後の戦いについてこのように語った。 「私は何度も言ってきたが。我々の予算は(プレミアリーグで)3番目から5番目に低いクラブだと思う。お金がすべてではないが、1つの要素ではある。でも我々は戦略、組織、計画、コーチング、文化といった面でとても優れている。これまでプレミアリーグで4シーズン過ごし、今は残留だけを望んでいるように見えるが、決してそんなことはない」 「私たちは常に成長し、新たな要素を加えたいと考えているし、より多くのものを加えられると信じている。もちろん限界はあるだろうが、それは誰にもわからないことだ」
SPOTV NEWS