【日本代表の中国戦スタメン予想】いざW杯最終予選へ! 注目の2列目は三笘、久保、堂安と予測。伊東をベンチと見立てた理由は? 最も迷ったのが…
過去2回のW杯最終予選はともに初戦で黒星
日本代表は9月5日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第1節で、中国代表と埼玉スタジアム2002で相まみえる。 【画像】まさにスタジアムの華! ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 過去2回のW杯最終予選はともに初戦で黒星。2016年9月1日にUAEに1-2、2021年9月2日にはオマーンに0―1と、いずれもホームで敗れている。今回対戦する中国を率いるのは、3年前に敗れたオマーンを指揮していたブランコ・イバンコビッチ監督だ。入念に日本対策を準備しているのは間違いない。簡単な試合にはならないだろう。 9月2日の始動から中国戦までの4日間で、トレーニングがフル公開されたのは、まだ招集メンバーの27人中16人しか合流しておらず、屋外練習をしたのは国内組6人のみだった初日だけ。残りの3日間は冒頭の15分のみが公開された。そのため、戦術的なセッションはまったくチェックできず、予想が難しい面があるが、スタメンを考えてみたい。 システムは、攻撃時は4-1-4-1に可変する4-2-3-1と想定した。6月シリーズで試した3-4-2-1に変化することも可能で、状況に応じて立ち位置を変えると見る。 まず東京五輪組の3人が争うGKからしてかなり迷った。順当なら、6月シリーズではU-23日本代表のほうへ回ったものの、アジアカップで正守護神を務めた鈴木彩艶(パルマ)だろう。 ただ、その今冬の大会は怪我で選外となった大迫敬介(サンフレッチェ広島)も大きな差はない。むしろ安定感では上回り、J1の首位に立つチームでも好調なだけに、思い切ってスタメン起用するではないか。 怪我で冨安健洋(アーセナル)と伊藤洋輝(バイエルン)を欠く最終ラインは、右から菅原由勢(サウサンプトン)、板倉滉(ボルシアMG)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)、中山雄太(FC町田ゼルビア)の4人と見る。ただ、中山はクラブではCBで出場しており、練習でのパフォーマンス次第では、町田を左SBに回し、谷口彰悟(シント=トロイデン)を先発させる可能性もなくはないだろう。 ダブルボランチは、リバプールで出場機会を失っているとはいえ、初戦の重要性を考えれば、キャプテンの遠藤航は外せない。相棒は、定石通りなら守田英正(スポルティング)だ。ただ、中国がべた引きすると想定し、守田を10日のバーレーン戦に回して、ミドルシュートという武器がある田中碧(リーズ)を起用するかもしれない。
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