どこよりも早い都議選2025予想(石丸新党参戦の影響は?)
新勢力の台頭で、第一会派の自民・都ファの議席はどうなるのでしょうか? 今の都政での支持率から想定すると、自民党と都民ファーストが4分の1以上落とすイメージがなく、20議席を割るケースは想定しづらいとMC鈴木。 では、石丸新党や国民民主党の議席を新たに獲得する場合、どの政党が議席を失うのでしょうか? MC鈴木「多分、議席を失うのは全政党だと私は思います」 例えば、8人区で当選した7番目、8番目の人が押し出されると想定できます。 そうなると、自民党の2人目の候補者や、都ファ、立憲、共産とどの党もありえる状況であり、全ての政党が少しずつ議席を減らすような状況になる可能性は高いと予想しました。 MC伊藤「国政で躍進した、参政党や日本保守党、れいわ新選組、日本維新の4政党が、どのように都議選に絡んでくるのかも気になります。この4政党では、現在、維新の会が1議席を持っています」 おそらく戦略としては、6人区以上で候補者を擁立して5番手や6番手、または8人区で7番手や8番手で入ることを狙い「数議席をこの政党が取る可能性がある」とMC鈴木は予想しました。
MC伊藤「無所属系の現職は、議席を守れるのでしょうか?」 前回の選挙で勝った無所属の議員は「非常に強い方が多い」とMC鈴木。前回の選挙の後に、一部の会派から出た方や、補選から当選した方を含めると、現在10人近くの無所属の議員がいます。「その方々が、議席を守れるのかは非常に注目です」とMC鈴木は述べました。
MC伊藤「公明党さんの危機感も高いです。現在、23議席で、8回連続、全員当選!」 MC鈴木「これ、凄まじいです!」 議会構成でも、自民党と都ファだけでは過半数に届かないため「公明党が議席をどれだけ維持できるかは、長期的に見た時に都政における注目ポイント」とMC鈴木。 しかし、前回の衆院選では、公明党にとって極めて厳しい結果でした。 MC鈴木「もしかしたら公明党が落としてしまう選挙区が出てくる可能性はありますね」 MC伊藤「そうですね。3人区は、結構ヒリヒリしますよね……」 一方、小池都政に対して厳しいスタンスをとっている日本共産党と立憲民主党は前回共闘体制をとって、議席を積み増ししました。今回は都知事選で支援した候補が3番手だったことや、支持層の高齢化などの課題も抱えています。両党とも都議会を支えてきた勢力のため、今後どのように議席が推移するのかは都政にも大きな影響を与えます。 選挙ドットコムでは、来年以降、都議選に向けて、議席予測、情勢調査などいろいろ出していきます。 みなさん、ぜひ注目してください!