どこよりも早い都議選2025予想(石丸新党参戦の影響は?)
都議選では、政党支持率も非常に重要な要素です。 MC伊藤「こちらのスライドは、都知事選の前の今年の6月に選挙ドットコムが独自に調査した都政における支持政党調査です。どういう特徴がありますか?」 一般的に、国政における支持政党と比べると、都政における支持政党は、全体的にどの政党の支持率も低くなる傾向があります。 また、無党派層が多いため、最終的な投票先が選挙のたびに変わる有権者が結構いるイメージがあるとMC鈴木。 また、都民ファーストの会という地域政党が一定の支持率があること、日本共産党の支持率が高く、都議会では立憲民主党よりも共産党の方が議席をもっているという特徴があると解説しました。
都議選は政治トレンドを表す!?
過去の都議選の結果を振り返ってみましょう。 都議選の定数は127議席です。 前回の2021年の都議選は、自民党と都民ファ―ストの会が拮抗した結果でした。 MC鈴木「1政党が非常に勝つ選挙というより、多党がちょっとずつ勝っていく結果になっています」 前々回の2017年は、都民ファーストの会が初挑戦で55議席と圧勝した選挙でしたが、過半数には届きませんでした。 また、無所属・諸派の議席数は前回が4、前々回が0という結果でした。 MC伊藤「前々回はすごい特徴的な選挙でした。都民ファーストの会が初めて都議選に挑戦して、ここで一気に55議席獲得した結果、自民党が23と本当に激減する結果に。無所属の方が0になったのも都民ファーストの会が躍進した影響の1つとも言えると思います」 中選挙区、大選挙区ではどのような議席配分になるのでしょうか? MC鈴木「例えば、5人選挙区では自民党と都ファ、公明、共産、立憲が1人ずつ選ばれるってのが標準的なモデルです」 選挙区ごとの事情で、自民党が強い選挙区であれば自民党が2人当選することもあります。一方で、例えば1人区とか2人区は、自民党や都ファが当選するケースが多い傾向があるとMC鈴木。 MC伊藤「都議選は、その時の政治トレンドを表す結果になりやすいという特徴もありますね」