大阪・関西万博の会場にシェアサイクルのポートを設置方針 一方で会場へは自転車を押して歩く必要がある箇所も
来年開幕予定の大阪・関西万博の会場内にシェアサイクル約200台分のポートを設置する方針が決まりました。 博覧会協会によりますと、11月上旬に事業者の公募を開始し、複数の事業者で運営する想定だということです。 また、会場内には事前予約制の600台分の有料駐輪場が整備される予定で、ポートはその駐輪場に隣接する形で想定しているということです。 1日に約1000人が自転車で会場に来ることが可能になるということです。 (大阪市 横山英幸市長)「海を見ながら会場に入っていくシーンも非常に臨場感もあると思います。ぜひ自転車という手法もご検討いただけたら」 一方で、自転車で会場に直接行ける唯一のルートである夢舞大橋は自転車専用道路がないため、自転車を押して歩く必要があるということです。 来場者には大阪の景観を楽しんでもらうほか、周辺での観光を促す狙いがあるとしています。