中村敬斗が先制ゴールも膝スラで苦悶の表情浮かべて“ヒヤリ”…スタッド・ランスは逆転許して2025年黒星発進
[1.4 リーグアン第16節 サンテティエンヌ 3-1 スタッド・ランス] スタッド・ランスは4日、リーグアン第16節でサンテティエンヌと対戦して1-3で敗れた。FW中村敬斗は前半終了間際の得点を膝スライディングで喜んだ際、左脚の付け根付近を痛めたようなそぶりを見せて怪我が危惧される場面もあったが、その後は大きな影響を感じさせずに82分間出場した。 【写真】中村敬斗“ヒヤリ”の膝スライディング 序盤はサンテティエンヌが攻め込む展開に。スタッド・ランスは前半16分、中村のクロスをFW伊東純也がファーサイドから折り返し、MFマーシャル・ムネツィが頭で合わせて相手ゴールを脅かしたがボールは枠の上に外れた。その後もサンテティエンヌがチャンスを迎える時間が続いたが、GKイェバン・ディウフの好セーブも遭ってスコアは動かなかった。 すると前半42分、伊東がスペースへ送ったボールにDFオーレリオ・ブタが反応して折り返すと、中村がトラップからゴールへ流し込み、スタッド・ランスが先制に成功した。中村は5試合ぶりの得点で今季7点目となった。 ところがゴール直後、膝スライディングで得点を喜んだ中村が左脚の付け根付近を気にするようにしながら苦悶の表情を浮かべる。一度ピッチの外に出てトレーナーとともにタッチライン際を歩く様子もあったが、ハーフタイムを挟んでもプレーを続行。大事には至らなかったようだ。 ビハインドで試合を折り返したサンテティエンヌは後半5分、DFミカエル・ナデがボール奪取からワンツーで敵陣深くまで侵入してクロスを上げると、FWアウグスティン・ボアキエがファーサイドで合わせて幸先よく追いついた。続く同12分、今度はFWルーカス・スタッシンのクロスからボアキエがゴール右上隅へ流し込んで逆転した。 スタッド・ランスは後半28分、伊東のクロスをムネツィが頭で合わせたが枠の上に外れた。同35分にはサンテティエンヌのスタッシンにゴールが生まれて勝負あり。スタッド・ランスは2025年の初戦を落とし、リーグ戦5試合勝利なしとなった。