B1リーグ最年長プレイヤー田臥勇太が43歳で現役を続けられる秘訣「考えたことがない。ただ好きなだけ」
バスケットボール「B.LEAGUE」の宇都宮ブレックス所属でB1最年長のレジェンドプレイヤー、田臥勇太が5月30日、43歳の現在まで現役を続けられる秘訣について語った。 田臥はこの日、24時間年中無休フィットネスジム「ANYTIME FITNESS」の「エニタイムフィットネス 2024全国プロモーション&新CM発表会」にモデル・俳優として活躍する貴島明日香、元バドミントン日本代表の潮田玲子とともにゲストとして登場した。 昨今では「5月病」ならぬ「6月病」が流行っているとのことで、脳科学と運動の関係を研究する関西福祉科学大学の重森健太教授が6月病を吹っ飛ばし自己肯定感を高めるトレーニングを伝授。 貴島と潮田はジムでよく見かける器具を使ってのトレーニングを披露したのだが、現役選手の田臥は自らが普段やっている腹直筋、腹斜筋などを鍛える「地味だけどきつい」トレーニングを披露した。
トークセッションでは「下半期、自己実現したいことベスト1」というテーマで「シーズンを戦い抜く身体作り」と掲げた田臥。 会見後の取材では最年長選手としてプレーし続けられる秘訣として「体を動かすのは大事。あとは…考えたことがない。なんで続けられるのかなとか、なんで続けているのかとか考えたことがない。それくらいバスケットが身近というか、自分の一部になっている。簡単に言うとただ好きなだけ。それに勝るものはないなということが経験を重ねるとより感じますね」などと語った。 また昨今のバスケットボールの盛り上がりに「大きく環境が変わってきて、何より子どもたちが夢を見られる、目標にできるという明確なものができていることが非常にうれしく思う。Bリーグをはじめ、女子も頑張っている。日本のバスケットが世界に通用するようにレベルが上がっていけば、それだけ子どもたちがそれに向かってやっていけるものになると思うので、それを目指して頑張っていきたい」と語ったうえで「会場はどこにいっても満席にしていただいて、改めてファンの方がいてくれるから僕らはバスケットができていると、今シーズンは改めて感じました」とファンに感謝の言葉を述べた。