【新婚生活スタート】夫の口座から毎月、保険料が2000円くらい引き落とされています。もしものことが起きたとき十分な保障を受けられそうでしょうか?
保険の加入状況
1.生命保険・個人年金保険加入率は? 表1に生命保険・個人年金の加入率を性別・年代別にまとめてみました。なお、この加入率には、民間の生命保険会社や郵便局、JA(農協)、県民共済・生協等で取り扱っている生命保険や生命共済(個人年金保険も含む)のすべてを含みます。
性別で見ると、男性よりも女性の加入率が高いことが分かります。年代別に見ると、男性・女性ともに20歳代の加入率がもっとも低く、50歳代でピークを迎え、その後、低下していることがわかります。また、30歳代になると20歳代に比べて加入率が高くなって、加入率の伸びが顕著に現れます。
2.払い込み保険料 次に、保険料をどれくらい支払っているかを性別・年代別に表2にまとめてみました。この保険の対象も、上記同様となっています。
性別に見ると、加入率の低い男性のほうが加入率の高い女性よりも保険料を多く払っていることがわかります。また、男女ともに50歳代の保険料が最も高額になっています。
まとめ
結婚をしたら、それまでよりいっそう死亡リスク、病気やケガのリスク、そして老後のリスクに備える必要があります。夫婦で話し合って、将来に備えて保険の加入を検討しましょう。また、独身時代に保険に加入していた場合には、リスクの大きさや保障内容を鑑みて見直しをすると良いでしょう。 特に、若いうちから保険に加入したほうが保険料負担は安く済みますので、早めに準備をするように心がけましょう。 なお、加入にあたっては、生命保険・個人年金保険加入率や払い込み保険料を参考にしながら、いつのタイミングでいくらくらい保険料を支払ったらよいかも検討してみてはいかがでしょうか。 出典 公益財団法人 生命保険文化センター 2022(令和4)年度生活保障に関する調査 執筆者:堀江佳久 ファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャルフィールド編集部