双子プロゴルファー岩井明愛&千怜に、丸山茂樹が迫る「女子って、すごい試合じゃない?」
◆双子だけにリアクションもシンクロ!?
丸山:岩井姉妹がゴルフを始めたのは、8歳から。頑張っているよね。昔は、こんなに小っちゃかったのになぁ(笑)。 明愛&千怜:(笑)。 丸山:明愛ちゃんはレギュラー(JLPGAツアー)で通算6勝、千怜ちゃんも通算7勝。ツアーをずっとやってみてどう? 自分の立ち位置だとか、ようやくそういうのが決まったと思うんだけど、ファンサービスとか自分たちのなかで考えるようなことはあるの? 千怜:その日の試合を観るために時間を割いて来てくれているので、やっぱり終わった後はなるべく感謝の気持ちを伝えたいなということで、サインしたり、そのときにグッズをあげたりしています。 丸山:(2人が)ファンサービスをしている姿は結構テレビで観ているし、すごいなと思いながら観ているよ。そういうところも、やっぱり人気につながっているんじゃないかなと思うけどね。女子はすごい試合数だから心配になっちゃう。試合数がたくさん重なれば(それに比例して)練習量も増えるし移動もたくさんだし、それなりに神経を使うから体の悪いところが出てきちゃう可能性もあるし。 明愛:あんまり大きい怪我はないんですけど、ちょっと右の股関節が痛いなとか右の腰が痛い日だな、とかはありますね。 丸山:そういうのがあると、ちゃんとケアもして。トレーニングは、自分たちでツアー中も少しずつやったりしているの? 明愛:トーナメント期間中は、やっぱりホテルでできることとかランニングをするなど自分たちでできるようなことをして。月曜日とかオフの日はジム、施設みたいなところでトレーニングしています。 丸山:なるほどね。トレーナーはちゃんといるの? 明愛&千怜:はい。 丸山:すごい。そんなになってしまったわけですね(笑)。 明愛&千怜:ハハハハハ! 丸山:プロアスリートだ。この数年、日本で戦ってみてどうですか、プロゴルファーとしての生活は? 千怜:楽しいです! 明愛:楽しいですね。 丸山:女子って、すごい試合じゃない? 大体何試合出ているの? 明愛:今年は……37ぐらいだったかな? 丸山:自分がツアーをやっていたときは25、6が限界だったね、集中力とか。全身全霊でそこにぶつかっていくとなるとね。アメリカのツアーに行ったときも、タイガー・ウッズなんか18~20ぐらいしか出ないから、聞いたことがあるの。「なんで(もっと試合に出場しないの)?」って聞いたら、やっぱり「限界だ」と。「そんなに集中できないよ」って。女子は複数年シードとかも難しいし。2人とも複数年は? 明愛&千怜:ないです。 丸山:ヤバいじゃん。 明愛:ヤバいです(苦笑)。 丸山:じゃあ、帰ってきたらまたイチからやり直さなきゃいけないの? 明愛&千怜:そうですね。 丸山:3勝ずつしても何もくれないの? 厳しくない!? 男子は3勝したら4年くれるよ。 明愛&千怜:えっ!? 丸山:3勝したら4年だよ。だって、1勝したら2年だから。 明愛&千怜:えっ!? 千怜:めちゃくちゃいいじゃん……。 明愛:丸山さんからちょっと日本女子ゴルフ界に(笑)。 丸山:俺かいな(笑)! 見ていてすごく厳しいなと思っていて。だって、優勝するってすごく稀なケースじゃない? 年間1勝の人はたくさんいても、3回とか4回とか、竹田麗央(たけだ・りお)選手は7回だっけ? 明愛&千怜:8です。 丸山:8!? あんなに勝ったら、男子だったらたぶん9年とかのシードだと思う。 千怜:9年ですか……。 丸山:本当に。 明愛&千怜:いやぁ~。 丸山:相づちが似ているね(笑)。 明愛&千怜:ハハハハハ! (TOKYO FM「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」2025年1月4日(土)放送より)