＜頂きへ！・センバツ２０２３大垣日大＞選手紹介／２ ／岐阜
◇打球に鍛錬の手応え 岩本千空（ちひろ）外野手（２年） 大垣日大の野球部に所属していた２歳年上の兄の影響で、「兄弟で頑張りたい」と自身も進学した。高身長を生かして一塁や左翼を守り、全力疾走で練習を盛り上げる。 入学当初は細身だったため、夕食後の自主練習が終わってから、納豆とともに大盛りのご飯や餅を食べた。その結果、体重は１５キロ増えて８２キロに。筋力と体力がついたことに加え、今冬は「数えられないくらい」バットを振り、打球も強くなったと実感している。 特技は絵を描くこと。時間ができた時にスケッチブックに色鉛筆などでアニメのキャラクターや風景を描いている。 各務原市出身。長所は「根性」で「好物は何でも。嫌いな食べ物はない」と豪快だ。 ◇内外野で信頼の守備 神川翔太内野手（２年） 昨秋の大会では一塁、二塁、三塁、中堅を守り、今は遊撃でもノックを受けて軽快にゴロをさばく。内外野を守ることができる器用さが長所で、守備で厚い信頼を得る。阪口慶三監督も「送球に難がない」と評する。 だが、昨秋の東海大会の愛工大名電戦ではバント処理の際に二塁手だった自身も絡む連係ミスがあった。以来、練習のときから常に試合を想定し、守備に入ったときのコミュニケーションを大切にしている。 小学生の時、夏の甲子園で見た大垣日大の選手たちの守備や機動力を生かしたプレーに憧れ、中学生から硬式のチームに入った。 趣味は漫画やドラマを見ること。関市出身。好物はチョコレート。 ◇どんな形でも貢献を 川島功聖内野手（２年） 昨春のセンバツは背番号１８で投手としてベンチ入り。甲子園の土を踏んで感動した一方、２回戦で対戦した星稜（石川）の選手が変化球をうまく打ち返していた姿が印象的で、攻守のレベルをさらに上げる必要性を感じたという。 ポジションは内野手に変わり、昨秋からは三塁のランナーコーチも務める。本塁に突っ込むか否かを判断する重要な役割だが「どんな形でもチームに貢献したい」と懸命だ。疲れなどで調子が万全でない選手がいれば、声を掛けて気遣う。 ２０１８年の夏の甲子園で大垣日大の選手が活躍する姿を見て、同校を選んだ。他の選手からはムードメーカーと慕われることもある。岐阜市出身。好物は抹茶味の菓子。＝随時掲載
