真田広之、『SHOGUN 将軍』シーズン2に期待「どこまで進化させられるか」― あのキャラクターが再登場の可能性も?【インタビュー】
※【ネタバレ注意!】
―――本作に携わるずっと前から、あなたが演じる武将・虎永のベースになった徳川家康が、ご自身のインスピレーションの源になっているとよくお話しされていますね。シーズン2の制作が進行中ですが、その後の彼の人生でドラマで描きたい側面はありますか? そうですね。タイトルは『SHOGUN』ですが、虎永が実際に将軍になる姿はまだ観ていませんよね?ファンの方々の多くは、それを楽しみにしているのではないかと思います。 日本には、家康の生涯を描いた映画やドラマが本当に沢山あります。僕たちのドラマは、ユニークな創作バージョンなので、このキャラクターのオリジナリティ溢れる描写を模索していきたいですね。 現在は台本の初稿を執筆している段階で、読むのが待ちきれません。非常に才能のあるチームがいます。シーズン1の制作時はすべてが新鮮で、このハイブリッドな作品のために日本とハリウッドのキャストとクルーで力を合わせました。 今では、共に働くなかで手順が決まり、経験も得ています。はるかに大きな結果を生むために、すべてのことをどこまで進化させられるか、とてもワクワクしますね。 ―――シーズン1では、共演者の中から大スターが生まれました。鞠子を演じたアンナ・サワイさんは今、大忙しでしょう。浅野忠信さんは国内外ですでに高い知名度を誇っていますが、藪重の演技は人気を集め、数多くのファンを獲得されました。しかし残念ながら、2人はシーズン1で命を落としてしまいました。2人が回想や前日譚的なシーンでシーズン2に再登場する可能性はありますか? はい、残念ですよね?鞠子も、藪重も、広松もいません。素敵なキャラクターを失ってしまいました。広松を演じた西岡德馬さんは、『広松と藪重がゾンビになって復活するかも』と、最近のインタビューで語っていましたよ(笑)。 まだアイデアはありませんが、何らかの形で再登場する可能性は大いに残されています。誰にも分かりませんが。幽霊で?フラッシュバックで?他のキャラクターの夢の中でかもしれませんね。