お色気と演技力に期待、連ドラ初主演・沢口愛華は “元グラドル女優たち”の快進撃に続けるか
88cmの豊満なバストを武器に絶大な人気を集め、“令和のグラビアクイーン”の呼び声が高いグラビアアイドル・沢口愛華。近頃では女優としての露出も増えており、8月から放送されるTVドラマ『サバエとヤッたら終わる』(TOKYO MX)では、地上波連続ドラマ初主演を務める予定だ。 【関連写真】グラビアでも活躍、沢口愛華の撮りおろしカット【5点】 実をいえば沢口は以前から役者業への憧れを口にしていたため、今後はますますお芝居の世界に本腰を入れていくかもしれない。その道の先達たちの活躍を見るに、彼女の挑戦が成功を収める可能性は十分にあると言えるだろう。 沢口がドラマデビューを果たしたのは、2022年に放送された『彼女、お借りします』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で、第8話から登場する人見知りヒロイン・桜沢墨役を担当していた。沢口はその小動物のような愛らしさを上手く表現していた印象だ。ただ、キャラ設定の都合上ほとんどセリフがなく、演技力を試されるというよりは“かわいさ”に全振りした役柄だった。 同じく連続ドラマでは、1月から3月にかけて放送された宮藤官九郎脚本の話題作『不適切にもほどがある!』(TBS系)にも出演を果たしている。しかしその役柄は、“デカすぎパイ先生”とセクハラを受ける女教師・高杉舞役で、ちょっとしたお色気要員だった。 他方で“役者・沢口愛華”の演技を堪能できる作品としては、映画初主演作となった2023年6月公開の『札束と温泉』が挙げられる。同作は修学旅行で温泉宿に訪れた女子高生たちが、札束の詰まったバッグをめぐってひと騒動に巻き込まれるクライム・コメディ。冒頭では少々ドキッとする入浴シーンがあるものの、主人公として活躍するところがしっかり描かれている。 しかも同映画ではNGを出すと最初から撮り直しになる“疑似ワンカット撮影”に挑戦した上で、主人公・高梨リサの抱える孤独と正義を巧みに表現していた。役者として大きなステップアップになったはずだ。 そんな沢口が『サバエとヤッたら終わる』で演じるのは、主人公・宇治(濱田龍臣)のサークル友達という設定のヒロイン・鯖江レイカ役。物語としては、宇治が男友達のような距離感で接触してくるサバエに事あるごとに翻弄されてしまう……というセクシーラブコメだ。これまで培ってきた演技力とお色気の才能を両方発揮できる役どころになるので、ファンにとっては必見だろう。