子どもが生まれたばかりで妻は無職。世帯年収「400万円」のわが家が家を買うにはどうすればよいでしょうか?
マイホーム購入のために貯金をする方法
マイホーム購入のために貯金をするには、以下のような方法を実践できるでしょう。 ●支出を減らしてお金を貯める 限られた年収の中で貯金をするには、支出を減らして浮いた分を貯める方法があります。例えば家賃・水道光熱費・通信費・保険料・車の維持費など、固定費を見直して削ることができれば、毎月一定の金額を貯金に回せるでしょう。 ●マイホーム専用の口座に貯める まとめて同じ口座に貯金していると、ほかの用途でお金を使ってしまうおそれがあります。マイホーム専用の口座を作って、いくら貯まっているかすぐに分かるように管理するとよいでしょう。 ●天引き貯金で確実に貯める 給料から自動的に天引きして積み立てる天引き貯金を活用すると、毎月の貯金を確実に行えます。会社が導入していれば、一定額まで利子等が非課税となる「財形住宅貯蓄」を活用して住宅資金を効率的に貯められます。
年収400万円は「物件価格2680万円」「頭金340万3600円」を目安にできる! 子どもにかかる費用などもシミュレーションしたうえで貯金をしよう
フラット35利用者のデータを基に、年収400万円の世帯が購入できる物件価格を「年収倍率」から計算してみたところ2680万円になりました。「手持ち金」と住宅購入費に対する割合から、頭金は340万3600円を目安にできます。 とはいえ子どもの養育費や教育費、老後資金の準備など、ほかにも必要な資金はあるため、マイホーム購入のためだけに収入や貯蓄を使い果たしてしまうことがないよう注意が必要です。 自身のケースでシミュレーションして、住宅ローンの返済に充てられる金額を基に物件選びができるでしょう。頭金や初期費用などを計算したら、余裕を持った貯金額を設定します。 限られた年収で貯金をするために、支出を減らしたりマイホーム専用の口座を作ったりできます。また天引き貯金で確実に貯められる仕組みを作れると効率的です。 出典 住宅金融支援機構 2023年度 フラット35利用者調査 II 主要指標 2023年度フラット35 全体融資利用者の主要指標(18ページ) 住宅金融支援機構 フラット35 よくある質問 Q年収による借入額などの制限はありますか。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部