キレイに見えるけど… グリーンに乗ったボールって“絶対”拭いた方がいいの? 拭くと拭かないでどれだけ違う!?
ボール拭きに関して知っておきたいことは?
ボール拭きに関して他にも知っておいた方がいいポイントはあるのでしょうか? 砂や泥、芝の切れ端などがサッと拭いただけでは落ちない場合、どうしたらいいのでしょうか? 関氏に聞いてみました。 「大抵のカートにはボール拭き用のミニタオルが常備されていますが、基本的に1~2枚しかないので、拭きたいタイミングで同伴者が使っているというケースも考えられます」 「そこでオススメしたいのが、マイクロファイバーを使用したボール拭きに特化したクロスです。ベルト通しにかけられるカラビナ付きであれば、いつでもすぐにボールが拭けますし、失くす心配もありません」 「また、ボールを拭く際にもう一つ覚えておくべきなのが、『拭くことが認められているシチュエーション』です」 「グリーンに乗ったボールは、マークをした上でなら拭いていいことは多くのゴルファーが基本として知っているかもしれませんが、それ以外でボールが拭けるタイミングがある点については、あまり知らない人もいるはずです」 「グリーン以外では、『落下の勢いでボールが地面に埋まってしまったとき』『ボールの表面に泥が多く付着し、自分のものか同伴者のものか判別ができないとき確認のために必要な程度だけ』、他にも『プリファードライとリフトアンドクリーンが認められているとき』があります」 プリファードライは、ぬかるみなどのショットが難しい場所にボールが落下した場合、例外的に良い状態の場所へボールの移動が認められるローカルルールです。 リフトアンドグリーンもプリファードライと同様、ボールを拭くことが可能なローカルルールですが、拭いた後は元々あった場所に戻さなければらない(リプレース)という違いがあります。 グリーンオンしたボールは、誰でもマークさえすれば拭くことができます。シンプルな作業かもしれませんがスコアメイクに直結するので、是非ともこのチャンスを逃さないようにしましょう。
ピーコックブルー