三笘薫の稼ぎは? ブライトンの最新年俸ランキング1~10位。プレミアリーグの曲者における高給取りとは
DF:ジョエル・フェルトマン(オランダ代表)
生年月日:1992年1月25日 今季リーグ戦成績:2試合0ゴール0アシスト 推定年俸:305万ユーロ(約4.8億円) 年俸ランキング9位はDFジョエル・フェルトマンだ。昨年7月に新契約にサインし、フェルトマンの推定年俸は305万ユーロ(約4.8億円)となっている。 現在32歳のオランダ人DFは、最終ラインであればどこでもプレーできる万能性が魅力的だ。母国アヤックスの下部組織で技術を磨き、12/13シーズンにトップチームデビュー。オランダ屈指の名門クラブでは、エールディヴィジ制覇3回、UEFAチャンピオンズリーグのベスト4入りなど数々の輝かしい瞬間を経験している。 現在所属するブライトンには2020年夏に完全移籍。加入直後から主力に定着し、ここまで5シーズンで公式戦140試合以上に出場している。主に右サイドバック、センターバックとして起用されており、スピードのある相手には難があるが、基本的にはベテランらしい堅実な守備でチームに落ち着きをもたらしてくれる。このレベルの選手を獲得するのにブライトンが費やした移籍金はわずか100万ユーロ(約1.6億円)とお買い得だった。 今季からファビアン・ヒュルツェラーがチームの指揮を執っているが、新体制の下でもフェルトマンの存在感は十分だ。リーグ開幕から2試合連続でフル出場を果たし、2連勝に貢献。データサイト『Sofa Score』によれば、2試合で地上戦勝率83%を誇っている。第2節マンチェスターユナイテッド戦(2-1)では試合終盤のジョアン・ペドロの決勝弾に対し、引き抜いたコーナーフラッグを振り回して喜びをあらわにした。
FW:ジョアン・ペドロ(ブラジル代表)
生年月日:2001年9月26日 今季リーグ戦成績:2試合1ゴール0アシスト 推定年俸:305万ユーロ(約4.8億円) 8位にはFWジョアン・ペドロがランクインした。同選手は305万ユーロ(約4.8億円)の年俸を受け取っているとされている。 ペドロはフルミネンセ(ブラジル)でプロデビューを果たすと、19/20シーズンの冬の移籍市場でワトフォード(イングランド)へ移籍した。初めての海外挑戦では、早速プレミアリーグ(1部)とチャンピオンシップ(2部)を行き来する「エレベータークラブ」の難しさを経験することに。4シーズンをワトフォードで過ごし、1部と2部を交互にそれぞれ2回ずつ戦っている。 不発に終わったシーズンもあったが、この経験がペドロをよりタフなプレイヤーにさせたのかもしれない。弱冠18歳でイングランドの強度の高いサッカーに身を置いた男は、ポジショニングや動き出しに磨きをかけた。同選手は、チャンピオンシップで迎えた22/23シーズンでリーグ戦35試合に出場して11ゴール4アシストと確かな数字を残し、昨夏ブライトンに引き抜かれている。 ブライトンでは主にセンターフォワードやトップ下で起用されている。22歳のブラジル人アタッカーはさまざまなエリアに顔を出して好機に絡み、ブライトンの攻撃に彩りをもたらす存在だ。昨季は公式戦40試合で20ゴール3アシストをマークし、特にクラブ史上初参戦となったUEFAヨーロッパリーグ(EL)では6試合で6ゴールと大活躍。グループリーグ首位突破に大きく貢献した。 先日開幕した今季も好調なプレーを見せており、第2節マンチェスターユナイテッド戦(2-1)では試合終盤に今季初ゴールを奪取。貴重な勝ち点3をチームにもたらしている。