千里浜大好き少年の自由研究展示 東京の小4・野村さん、SSTRきっかけに
千里浜海岸をテーマにした自由研究が羽咋市役所に展示され、来庁者の関心を集めている。書いたのは東京・東村山市回田(めぐりた)小4年の野村光希さん(9)。5歳の時、父義則さん(53)とともにバイクイベント「サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー(SSTR)」(北國新聞社後援)に参加し、千里浜が大好きになった。子ども目線で、世界に誇る海岸の魅力がつづられている。 光希さんは、5歳から毎年のように父のバイクの後ろに乗って参加。日本海に沈む夕日がお気に入りだという。 ●おすすめグルメも 今年の自由研究のテーマに千里浜を選び、訪れた経験に加えて本やインターネットを活用して魅力を書いた。「砂が乾いているところを走るとタイヤがはまる」「レストハウスの『イカだんご』がおいしい」といった感想も盛り込まれている。4月には海岸清掃のボランティアにも参加し、自由研究は「がんばろう能登、がんばろう千里浜再生」と締めくくっている。 光希さんは能登を応援するうちわを作り、今年もSSTRに参加した。15日に市役所を訪問し「きれいな千里浜がなくならないでほしい。これから何度も来たい」と笑顔を見せた。SSTR2024は19日に最終日を迎える。