『THE FINALS』開発元の新作PvPvEシューター『ARC Raiders』クリエイターインタビュー!レトロながらも近未来的な世界、ロボットから生き残るカギは「音」【G-STAR 2024】
11月15日、韓国・釜山にて開催された韓国最大級のゲームイベント「G-STAR 2024」にて、PvPvEサバイバルシューター『ARC Raiders』の合同インタビューが開催されました。本記事では、発元であるEmbark Studiosに所属する同作プロデューサーのダニ・ヴィテリ氏、コミュニケーション・ディレクターのスヴェン・グルンドベリ氏に聞いたゲームプレイの詳細について、お届けします。 【画像全9枚】
『ARC Raiders』とはPvPvE形式のエクストラクションシューター。荒廃した未来の世界を舞台に、宇宙から押し寄せる無慈悲なロボット軍団「アーク」の襲撃に対抗する「レイダー」となって、地上に出て資源を調達し、生き残る必要があります。プレイヤー同士は「協力するか」「競争するか」を自由に選択でき、周囲への観察力と、武器やガジェットなどの資源をうまく活用する戦略性が求められます。
レトロながらも近未来的な世界で、ロボットから生き残るカギは「音」
――本作の特徴を教えてください。
ダニ・ヴィテリ(以下、ダニ): 『ARC Raiders』はマルチプレイヤー型のPvPvEエクストラクションシューターです。作品は深いストーリーに裏打ちされており、世紀末的ながらも美しい風景の中で常に状況が変化する、非常に緊張感の高いゲームプレイが味わえます。
――アークというロボットの軍団が非常にミステリアスな存在だと感じました。アークというロボットをデザインする上でこだわったポイントがあれば伺いたいです。
ダニ: 我々もアークをミステリアスに描くことを重要視しており、魅力的なビジュアルやロボットならではの動き、またロボットと対戦するからこその戦闘の面白さを意識して開発しています。加えて、アークのミステリアスな面とメカニカルな動きを組み合わせた謎解き要素も作中に盛り込んでいます。
スヴェン・グルンドベリ(以下、スヴェン): 我々は共通認識として、昨今ではマシンやロボット含め「AI」が非常に存在感を増していると考えています。この想像を超える影響力を持った「AI」をテーマにしてひとつのゲームを作り込めるのではないかという考えのもと、アークの制作に取り掛かりました。加えて、作品全体のレトロフューチャーな世界観を表現する上でも、アークがビジュアル面やストーリー面にて大きな役割を果たしていると考えています。
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