「イマドキのバイクにはいらない?」冬のバイクの“暖機運転”は必要? 不要?「やっぱりやっとこうかな」
バイクだけじゃない! 暖気運転のあれこれ
ここまでバイクの暖気運転について考えてきましたが、人間の方にも暖気運転が必要です。車とバイクの大きな違いは、ライダーの動きそのものがバイクの挙動に大きく関わってくることです。 それなりにバイクに乗ってきたライダーのみなさんなら分かると思いますが、ちょっと体が硬いだけでも、うまく曲がれなくなるものです。ですので、エンジンをかけて暖気運転をしている間に、屈伸したり、スクワットをしたり、軽いジャンプをするなどして体をほぐしておくと、それだけで安全性が高まります。 「人馬一体」という言葉がありますが、バイクもまたしかり。ライダーの体を温めることが、安全にもつながります。
冬のバイクライフは体を温めながらご安全に
冬のツーリングの合間に飲む缶コーヒーは、なぜあんなに美味しいのでしょうか? バイクは暖気運転をして走り出してしまえば、あとはどんどん暖かくなっていきますが、乗っているライダーはそうはいきません。 走っていれば全身に風を浴びて、どんどん体が冷えてくるものです。完全に体が冷え切ってしまうと、信号待ちなどで足を出したつもりが出ていなくて、そのまま立ちゴケしてしまったりすることもあります。筆者も何回か経験があります! そんなわけで、完全に体が冷えきる前にたまには小休止をして、自動販売機やコンビニエンスストアで缶コーヒーを買ったりして飲み、体を温めるようにしましょう。 冬の転倒は痛いです。本当にガチで痛いです。バイクも体もちゃんと暖気運転をして、この冬もご安全にバイクライフをお楽しみください。 この記事が皆様の参考になれば幸いです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました~!
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ヤングマシン編集部